日勤メインの働き方を介護職で

介護職として働くにあたり、日勤をメインの働き方をしたいのであれば、訪問入浴介護やデイサービスなどの介護事業所がある。訪問入浴介護は、初任者研修修了者および実務者研修修了者、介護福祉士の資格がある人、また、看護師の資格を持っている人が働くことができる。このサービスは、常に行動をともにするスタッフがいるので、相談や協力をしながら業務を進められるのが特徴だ。また、訪問入浴介護サービスは、あくまでも介護保険サービスとして提供されているため、常に同行する看護師は医療行為を行うことはなく、バイタルチェックや湿布のはりかえ、軟膏の塗布など、健康状態の確認が中心だ。このサービスは夜勤がなく、勤務時間が決まっている。そして、1件あたりに要する時間は到着から次の移動まで1時間程度だ。訪問入浴介護のチームは、決まった訪問スケジュールに沿ってサービスを行っている。比較的、時間を守って働くことができるので残業も少ない職場だ。

デイサービスは、日中、利用者が自宅から通って受けるサービスであるため、当然、職員は日中の勤務しかない。一日のスケジュールがある程度決められており、送迎やレクリエーション、入浴介助や食事介助などを多くの利用者に対して行う。そのため、安全への配慮が特に重要だ。デイサービスは、一日の利用定員によって事業所ごとに雰囲気が異なる。少人数の中でアットホームな雰囲気を感じる働き方がしたいのであれば、定員は18名以下の小規模デイサービスで働くという選択肢もある。